【羽生市】400年続く伝統の行事「羽生てんのうさま夏祭り」がプラザ通りで7月12日に開催されます。熱気に包まれる羽生の夏を体感しに行こう。
羽生市の夏を熱くする伝統の祭り「羽生てんのうさま夏祭り」が、今年(2025年)も7月12日(土)に市の中心部で盛大に開催されます。
会場となるのは、東武伊勢崎線「羽生駅」東口から徒歩5分ほどにあるプラザ通りと松原通りです。
この祭りは、江戸時代初期から約400年にわたり受け継がれてきた八雲神社の例大祭で、「てんのうさま」として地元の人々に親しまれています。

画像提供:羽生市観光協会
市の指定文化財でもある宮みこしの渡御(とぎょ)をはじめ、11基のみこしと2台の山車が「おいさー、おいさー」の勇ましいかけ声とともに市内を練り歩く姿は圧巻の一言。特に「おんなてんのう」と呼ばれる一回り大きな宮みこしの渡御は、最大の見どころです。

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羽生てんのうさま夏祭りの各イベント日程
羽生てんのうさま夏祭りのメインは7月12日(土)ですが、関連行事は7月7日(月)から始まり、7月13日(日)の最終日まで、様々なものが予定されています。
■ 7月7日(月)
11時から八雲神社にて「例大祭・神幸祭」が執り行われ、祭りの始まりを告げます。
この日、お神輿は神社を離れ、市民プラザ前に設営されるお仮屋へと移ります。

設営作業中のお仮屋
■ 7月11日(金)
17時から21時まで、市民プラザ前広場で「宵宮(よいみや)」が開催されます。ビアカフェの出店や、郷土芸能の奉納が行われ、祭りの前夜を盛り上げます。
■ 7月12日(土)
祭りのクライマックスとなるこの日は、プラザ通りが歩行者天国となります。

画像提供:羽生市観光協会
- 13時~15時:宮みこし渡御
- 16時15分~17時:郷土芸能奉納
- 18時~21時:まちみこし・山車渡御
■ 7月13日(日)
14時からは、お仮屋から八雲神社へ神様がお戻りになる「還幸祭」が行われ、静かに祭りの幕が下ります。
当日の交通規制について
祭り当日の7月12日(土)は、13時から21時30分まで、プラザ通り・松原通りを含む市街地の一部で交通規制が実施され、車両の通行ができなくなりますのでご注意ください。

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神輿の熱気と伝統芸能の響きに包まれる「羽生てんのうさま夏祭り」は、羽生の街にとって特別な日。とくに今年は400年目の節目ということもあり、祭り関係者はかなり気合に満ちているとのこと。7月12日(土)の祭り本番とその前後は、ぜひ家族や友人と訪れて、その魅力を存分に味わってください。
※羽生市観光協会様、お忙しいところ取材にご協力いただきありがとうございました。
「羽生てんのうさま夏祭り」が開催されるエリアはこの辺↓