【羽生市】ウイスキーファンならぜひ行ってみたい! 羽生の新名所・東亜酒造「羽生蒸溜所ビジターセンター」が5月16日にグランドオープンします。
東亜酒造が発表したプレスリリースによると、かねてより整備中であった羽生蒸溜所の見学施設「羽生蒸溜所ビジターセンター」を、2025年5月16日にグランドオープンするとのことです。ウイスキーファンにとっては、かなり気になるニュースと言えるのではないでしょうか。
東亜酒造といえば羽生市を代表する酒造会社の一つ。2000年までは自社蒸溜のモルトウイスキーに取り組んでいましたが、その後は蒸溜所としての機能を停止。しかし、2021年に念願のモルトウイスキー自社蒸溜再開が叶い、再び羽生蒸溜所の味を楽しめるようになったのは記憶に新しいところではないでしょうか。
再開当初からビジターセンターの構想はあったようですが、まずはウイスキー造りのほうを優先していたそうですよ。そして2024年夏から見学施設整備に着手し、この度晴れてビジターセンターのオープンに至ったとのこと。
このビジターセンターは、ウイスキー造りの奥深さを体験できる3つのエリアで構成されているそうです。
「見学コース」では、ひときわ目を引くポットスチル(蒸溜器)をはじめ、糖化槽、ステンレス発酵槽、そして静かに熟成の時を刻む樽貯蔵庫など、普段目にすることのできない貴重な設備を見学できるとのこと。
さらに、ウイスキーの原料となる麦芽の糖化、酵母による発酵、そして原酒を抽出する蒸溜といった製造工程が、分かりやすい展示パネルと共に紹介されているそうです。

※プレスリリースより
「ゲストルーム」では、数種類のウイスキーのテイスティングを楽しむことができ、その中には蒸溜所見学限定の貴重なウイスキーも含まれているとのこと。また、東亜酒造が長年培ってきた清酒や、香り豊かなリキュールの有料試飲も用意されており、同社の酒造りの多様な魅力を発見できるはずです。

※プレスリリースより
そして「ショップ」では、羽生蒸溜所で生まれたウイスキーはもちろんのこと、東亜酒造が誇る清酒、リキュール、さらにはオリジナルグッズなども販売されるそうです。お土産選びにも最適な場所となりそうですね。

※プレスリリースより
見学ツアーは完全予約制となっており、希望日の1週間前までに羽生蒸溜所公式サイト内の見学ツアー予約フォームからの申し込みが必要です。見学ツアー料金は1名あたり税込1,500円(テイスティングを含む)とのことです。この料金で、貴重な体験とテイスティングができるのは、非常に魅力的なのではないでしょうか。
羽生に新たな観光スポットが誕生したということで、地域がさらに活気づくことを期待しています。ウイスキー好きはもちろん、お酒全般が好きな方、ものづくりに興味のある方も、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
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