【加須市】知ってました? 「童謡のふる里おおとねカスリーン公園」はバイク乗りの間では愛車が映えるフォトスポットとして人気の公園みたいです。
今回は大利根地域の新川通にあるちょっとした穴場的存在のスポット「童謡のふる里おおとねカスリーン公園(以下、カスリーン公園)」をご紹介します。
カスリーン公園は利根川堤防上にあり、大利根河川防災ステーションや大利根水防センターが併設されています。
「カスリーン」という名称は、昭和22年に発生し、利根川の堤防を決壊させてこの地から都内にかけて甚大な洪水被害をもたらした台風の名前です。
公園にはその大災害の記録を残したモニュメントなどが設置されているとともに、今後災害が起きた時のために水防センターやヘリポート、備蓄資材置き場が整備されています。
加須には大きな自然災害が少ない印象があるのですが、戦後すぐにこのような悲劇があったのですね。
モニュメントには鮮明な写真が印刷された石板がはめ込まれています。学びになるので訪問したらご覧あれ。
過去の災害の記録とこれからの災害への備えの役割がある公園ですが、平時はベンチに座ってのんびり過ごせる癒やしの空間です。
目の前の利根川に目を移すと、河川敷には読売加須滑空場があり、タイミングが良ければグライダーの滑空を間近で見られることもあります。
さて、そんなカスリーン公園にはちょっとしたフォトスポットがあるのをご存知でしょうか。
それは大利根水防センターの真ん中にある外部と素通しになっている空間。
天井部分には円形の穴がデザインとしてあしらわれており、その真下はスポットライトが当たっているような素敵な空間になっているんです。
バイク乗りの間では結構有名らしく、愛車の写真をここで撮影してSNSにアップしている人をよく見かけます。取材の最中もここへバイクでやってきて撮影しているライダーを見かけましたよ。
遊具がある公園ではないので家族で楽しむのは厳しいかと思いますが、静かで広々としているため大人の癒しスポットとしてはかなりおすすめです。ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。
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