【羽生市】今回初開催だった9月27日の「羽生利根川水遊びフェス」が大盛況。川遊び・自然体験・グルメがそろった一日をレポートします。
2025年9月27日、利根川の昭和橋上流にある砂州を会場にして「羽生利根川水遊びフェス(利根フェス)」が初開催されました。主催は羽生利根川水辺プロジェクト実行委員会。川遊びを楽しみながら、地域の自然や環境について学べるイベントとして当日は多くの人で賑わいました。
目玉のひとつはボートレース。多数の応募の中から選ばれた9組のチームが出場し、砂州から約100m沖まで往復して速さを競いました。
大人たちが子どものようにはしゃぐ姿に観客も盛り上がっていました。
川流れ体験では、子どもたちがライフジャケットを着けて流れに身を任せ、インストラクターに見守られながら歓声を上げていました。
水鉄砲で遊べる浅瀬の水遊びゾーンも大人気。プールや海水浴とは違った川ならではの感覚に、子どもたちは夢中になっていました。
河原にはテントサウナも登場し、水辺で汗を流す特別な体験を楽しむ姿も。
石ころアートのコーナーでは、河原の石に絵を描いて世界にひとつだけの作品をつくる子どもたちの笑顔が輝いていました。
誰が一番上手く水切りできるかを競う「水切り大会」は、子どもも大人も本気で挑戦。他にもスタンプラリーでは会場を回ってスタンプを集め、豪華賞品を目指して楽しむ姿が見られました。
自然と触れ合う体験として、生き物観察ツアーも開催。
鳥や昆虫、植物をスタッフの解説を聞きながら観察し、その場で撮った写真を使って缶バッジを制作するワークショップも大人気でした。
また、利根川近代改修150周年を紹介するパネル展示も行われ、川の歴史を知る貴重な機会に。さらに、道の駅はにゅう近くの利根川河川敷に川遊びができる施設を構想している展示もあり、将来の観光資源としての可能性に来場者の関心が集まっていました。
会場にはフランクフルトやおにぎり、冷たい飲み物などのグルメも充実。水遊びの合間に来場者たちは美味しそうに味わっていました。水面を眺めて風に吹かれながら食べるフランクフルトは最高でしたよ。
さらに、救急車や消防車、潜水隊資機材の展示も実施。
普段じっくり目にすることの少ない装備に興味津々で見入る人が多くいました。
川で遊び、学び、味わい、体験できる盛りだくさんの「利根フェス」。参加者はみんな満足している様子でした。残念ながら今回遊びに行けなかった方は、次回の開催にはぜひ参加して、この貴重で楽しい一日を体感してみてください。
※羽生市観光プロモーション課様、お忙しいところ取材にご協力いただきありがとうございました。
「羽生利根川水遊びフェス(利根フェス)」の会場となった利根川の砂州はこの辺り↓