【加須市】「さようなら、かぞマイン、今までありがとう。」大勢の人たちの別れを惜しむ声……5月31日の営業最終日にお店の様子を見てきました。
2025年5月31日。ついにこの日、加須駅ビル「かぞマイン(東武ストア)」が営業最終日を迎えてしまいました。
特設コーナーには、かぞマインの営業期間に起きた日本や加須市の出来事をまとめた年表や、加須駅舎の変遷を写した写真の展示が行われていました。
この写真では人が写り込まないようにしていますが、実際には多くの人たちが集まり、展示を見たり、記念写真を撮影したりして名残惜しそうにしていましたよ。
利用者たちの思い出メッセージもすごい数が張り出されていました。これだけで地域から愛されていたお店であったことが分かります。
かぞマインの各部署やテナントのスタッフさんからのメッセージもありました。
売り場のほうを覗いてみると、3階のキャンドゥでは商品のほとんどが売りつくされていました。空になった什器が寂しさを感じさせます。
2階の衣料品売り場もほぼ売りつくされている状態。こちらは大部分の什器が撤去済になっていました。がらんとなったフロアーを見ていると悲しくなってきますね。
1階も売りつくしセール中。生鮮食品など格安で大放出していて多くの人が買い求めていました。
取材中、印象に残ったのは、側にいた女の子が「本当に終わっちゃうんだね」とつぶやいていたこと。当たり前のように存在していた大きな店舗がなくなってしまうのは本当に残念なことです。
さて、気になるのはかぞマイン閉店後の駅ビルのゆくえ。今後どうなってしまうんでしょうね。なるべく早いうちに何らかの明るいアナウンスがあることを期待します。
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