【羽生市】羽生駅西口を出てすぐ目の前の甘味処「羽生もっちり庵」。独特の食感のお菓子「もっちり焼き」の美味しさにハマってしまいそうです。
「もっちり庵」はもちもちとした独特の食感が特徴の「もっちり焼」で知られる人気店です。見た目は大判焼きのようだけど食べてみるとお餅のような食感の不思議スイーツは、度々SNSで話題となることがあるので気になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は「もっちり焼」を買いに行きながら、店主さんにお店のことをいろいろうかがってきました。
「もっちり庵」は羽生駅西口ロータリー内にあります。東武伊勢崎線および秩父鉄道の羽生駅西口を出てすぐの場所なので、初めて買いに行く人でもまず迷うことはないでしょう。白い外壁の建物に「羽生 もっちり庵」のロゴが大きく描かれているのですぐ分かりますよ。
店主さんによると、今月(2025年5月)でオープンして10年になるとのこと。長く続いているのは人気店の証ですね。
店内には、壁際にテーブル席、中央には一人でも気軽に利用できるカウンター席、窓際に仲良し二人が並んで座れるカウンター席が用意されており、電車の待ち時間や駅前まで来て一息つきたいときに思い思いの時間を過ごせます。
看板商品の「もっちり焼」の全ラインナップは、
- こだわり粒あん
- 焙煎黒ゴマこしあん
- チョコレート
- カスタード
- おぐらチーズ
- 日替わり気まぐれ
の6種類。
「日替わり気まぐれ」はこれまでに1,000種以上のフレーバーを生み出してきているんですって。甘いものだけではなく、餃子の餡やエビチリを具材にした惣菜系の時もあるとか。
ただ、メニュー名の通り「気まぐれ」で作っているので、具材によっては食べ逃してしまうともう二度と出会えなくなってしまうこともあるみたい。「日替わり気まぐれ」の内容は当日の朝にもっちり庵の公式Xアカウントにて発表しているので毎日チェックしましょう。
「もっちり庵」のもう一つの看板商品が「かき氷」。こちらもなかなかのこだわりを見せている商品で、氷の種類は「奥秩父源水の純氷」と「日光松月氷室の天然氷」から選べるようになっています。
フレーバーもメロンやレモンといった定番はもちろん、バニラミルク、黒蜜きなこクリーム、カルピスクリームなどのリッチなタイプまであって多彩なラインナップです。
今回は「もっちり焼」のレギュラー商品5種と日替わりきまぐれ1種をテイクアウトで購入して食べてみました。
■ こだわり粒あん
「こだわり粒あん」は十勝産の小豆を使用した粒あんがたっぷりと詰まっています。粒あんの甘さは控えめで、くどさのない上品な味わいでした。もちもちとした生地との相性も抜群で、お茶を飲みながら何個でも食べられそう。まさに定番中の定番といった美味しさでした。
■ 焙煎黒ゴマこしあん
「焙煎黒ゴマこしあん」は、黒ゴマの香ばしさとこしあんの滑らかさが絶妙にマッチした一品。こちらも甘さは控えめで、ゴマの風味がしっかりと感じられます。冷めても美味しく、ゴマ好きにもこしあん好きにもおすすめできる味だと思いました。
■ チョコレート
「チョコレート」は、シンプルなチョコレートクリームが入ったもっちり焼です。ふわふわもちもちの生地とチョコレートの相性がばっちり。ちょっとビターっぽさを感じるチョコの味わいは、子供はもちろん、大人にも喜ばれるだろうなと思いました。
■ カスタード
「カスタード」はバニラの香りが豊かなカスタードクリームが中にタップリ。結構濃厚なので、カスタードプリンを食べているような感覚にもなりました。食べごたえがあるのでかなり満足感を得られる一品ですよ。
■ おぐらチーズ
「おぐらチーズ」は、塩気のあるクリームチーズと甘さ控えめの小倉あんを一緒にしたもっちり焼です。甘さと塩気の相性が抜群でたまりませんよ。もっちり焼を購入するときは必ずこれも選んでおきたい一品だと思いました。
■ ラムレーズンあん
「ラムレーズンあん」は取材日に日替わりきまぐれ商品として並んでいたもの。ラム酒の風味が香るレーズンとあんこが組み合わさった大人の味わいです。ラムレーズン好きにはぜひ試していただきたい一品……と言いたいところなのですが、日替わり商品なので次回はいつ登場するか分からないとのこと。次の登場を期待して待ちましょう。
店主は明るくユーモアのある人柄で、お客様との会話を大切にしているそうです。そんな店主との触れ合いも「もっちり庵」の魅力だと思いました。
遠方から羽生まで電車で遊びに来た人はもちろん、羽生に住んでいてこれまで食べたことがなかったという人も、ぜひ「もっちり庵」へ足を運んでみてください。もっちりとした食感の「もっちり焼」とこだわり氷のかき氷で、至福の甘味体験をしましょう。
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