【羽生市】野生絶滅していたムジナモが奇跡の復活を果たしました! 実物を鑑賞したりグッズを買ったりできるスポットなど、ムジナモ関連情報まとめ 

埼玉県および羽生市の公式発表によると、昭和41年の台風により野生種が絶滅してしまったとされる食虫植物「ムジナモ」が、野生環境での安定した自生が確認されたとして2025年の埼玉県レッドデータブック改定で「絶滅危惧ⅠA類」へと復帰したそうです。

ムジナモ

ムジナモ(※この画像はイメージです)

野生絶滅の状態から絶滅危惧種にまで復帰できた事例は埼玉県では初めてで、国内としても東京のイノカシラフラスコモ、千葉のクロタマガヤツリしか前例がないことなのだそう。

これまで種を絶やさないように栽培しては放流し、自生地である宝蔵寺沼の環境を整えるなど、地道に活動を続けてきた羽生市、羽生市ムジナモ保存会、埼玉大学には本当に頭が下がります。

宝蔵寺沼ムジナモ自生地

そんなムジナモが自生しているのは、三田ヶ谷の羽生水郷公園の一角にある宝蔵寺沼。

ムジナモ自生地周辺MAP

県道366号三田ヶ谷・礼羽線に面した湿原で、道路からは看板で場所を確認できます。

宝蔵寺沼ムジナモ自生地の看板

羽生水郷公園内には自生地を展望できる高台が作られています。

宝蔵寺沼ムジナモ自生地を展望できる高台

高台からの景色は以下のような感じ。

宝蔵寺沼ムジナモ自生地

自生地は立入禁止となっているため通常時は景色を眺めることしかできませんが、以前の記事でお伝えしたように「宝蔵寺沼ムジナモ自生地見学会」が定期的に開催されているので、興味のある人はぜひ参加してみてください。

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「宝蔵寺沼ムジナモ自生地」はこちら↓

ムジナモの実物を見たいならさいたま水族館へ

「ムジナモを実際に見たい!」という人は宝蔵寺沼ムジナモ自生地と同じ羽生水郷公園内にある「さいたま水族館」へどうぞ。

さいたま水族館

冬なのでムジナモは縮んたサイズになっているけれど、バッチリ鑑賞することができるそうですよ。

2月5日までは工事をしている関係で入館料が安くなっていますし、見に行く絶好のチャンスだと思います。

さいたま水族館(入館口&レクチャールーム)
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ムジナモグッズが手に入るキヤッセ羽生

県道366号三田ヶ谷・礼羽線を挟んで羽生水郷公園の向かいにある「キヤッセ羽生」では、直売所の「ムジナモ市場」で標本アクセサリーをはじめとした各種ムジナモグッズを販売しています。ここでしか手に入らないものばかりなので、興味のある人はチェックしてみてくださいね。

キヤッセ羽生で販売しているムジナモグッズ

また、キヤッセ羽生内にはムジナモ保存会の活動やムジナモについて学べる展示コーナーもあるので、立ち寄った際にはこちらもぜひ見ていってください。

キヤッセ羽生に掲示されているムジナモ保存会の活動

キヤッセ羽生」はこちら↓

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