【加須市】なぜこんな場所に石橋が？　地元民でも意外と存在を知らない北小浜の珍スポット「旧日本橋」を訪ねてみました。

北小浜に謎の石橋があることをご存知でしょうか？　その橋の名前は日本橋。正式には「旧日本橋」なのですが、ちょっとした珍スポットなのだそう。どのような場所なのか気になったので早速訪ねてみました。

旧日本橋があるのは国道125号線の多門寺交差点の一角。ヤマダデンキ テックランド加須店のすぐ隣にある敷地です。

欄干の両端にある親柱には「日本橋」と銘があります。

この場所には川も池もなく、小石が敷き詰められている所に橋が架かっているんです。横から見ると一目瞭然でなぜ珍スポットと呼ばれるか理由が分かりますね。

傍らの案内板にはこの橋の由来が書かれていました。

案内板によると、元々は戸川地内で中川に2012年まで架かっていた橋なのだそう。昭和13年に作られた特徴的なデザインを持つこの橋を後世に残すため、その一部をこの場所に移設したという訳なんですね。（なぜこの場所が選ばれたのかは不明でした）

今年が2024年ですから、つい12年前まではこの石橋が現役だったのですね。その頃に渡ってみたかったと思いました。

では、戸川地内にある現在の日本橋はどうなっているのでしょうか。そちらも実際に見てきました。

ここを通っている三田ヶ谷礼羽線と面一になっていて、段差なくスムーズに渡れる現代的な橋になっていましたよ。まさかここにあの歴史を感じさせる石橋があったなんて、言われなければわかりません。

この旧日本橋ですが、レトロチックで味わいのある外観だからフォトスポットとしておすすめです。近くを通りがかった際にはぜひ立ち寄ってみてくださいね。

「旧日本橋」のある場所はこちら↓